お墓も年月が経つにつれて、水垢や汚れが目立つようになったり、墓地内に草が生えてくるなど メンテナンスが必要になります。また、階段式からバリアフリー式に作り直したいというようなご要望もございます。
そこで弊社では「お墓のリフォーム」にも力をいれています。
墓地・墓石全面改修・部分改修・ク リーニングをはじめ、自社設備を生かして墓石の再研磨(磨き直し)・目地の補修・墓地内の貼り石・文字の色塗りなどお客様のニーズに合わせて奉仕価格でご提案いたしております。
お墓のリフォーム
お墓の移転施工例 潮来市寺院墓所から香取市寺院墓所へ
既存の墓所で使用している墓石・石材を全て再利用して移転した施工例です。
施主様ご家族の諸事情により、潮来市上戸地内に在る観音寺境内墓所(間口2.4m×奥行3m=7.2平方メートル)から香取市扇島地内に在る釣船寺分譲墓所(間口2m×奥行2m=4平方メートル)に墓所を移したいというご要望を受け、検討しました。
この度の工事については引っ越す前の観音寺のお墓は平成20年(17年前)に当社にて施工していただいたという経緯がありご用命くださいました。
この度の工事については引っ越す前の観音寺のお墓は平成20年(17年前)に当社にて施工していただいたという経緯がありご用命くださいました。
間口・奥行ともに引っ越す先の墓所のほうが面積が小さくなるので、引っ越すに際しての条件はまずまずでした。
面積縮小に伴い解体した墓石・石材を弊社工場に持ち込み、加工しました。施工後17年という事もあり、汚れが付着しているところもありましたので、洗浄し、状態によっては研磨を施しました。
墓石は中国産グレー色みかげ石の「新山崎」でした。この石は吸水が少なく見た目よりも硬質なため、経年劣化はなく洗浄だけでほぼ元通りになりました。良質な石材は長年使用しても価値は保てるという事を改めて感じました。
お墓を引っ越すことを決めてから実際に行動に移してからは数年かかったと施主様からお聞きしました。私共にご相談があってからも約1年経過していました。
墓石は中国産グレー色みかげ石の「新山崎」でした。この石は吸水が少なく見た目よりも硬質なため、経年劣化はなく洗浄だけでほぼ元通りになりました。良質な石材は長年使用しても価値は保てるという事を改めて感じました。
お墓を引っ越すことを決めてから実際に行動に移してからは数年かかったと施主様からお聞きしました。私共にご相談があってからも約1年経過していました。
お寺からお寺への引っ越しは私共もそれほど経験のあることではありませんが、幸いにして弊社の地元の寺院であり、また大変ご理解のある両ご住職様のお支えもあり、滞りなく新墓所へご先祖様を再び納骨することが出来ました。
<面積>移転前約7.2平方メートル→移転後約4平方メートル
<外柵使用みかげ石>中国産白みかげ石「G614」
<墓石使用みかげ石>中国産グレー色みかげ石「G689新山崎」
所在地:潮来市牛堀中ノ台墓地
墓石類を全て再利用した全面改修した施工例です。施主様のご要望としては、墓石類を再利用すること、墓地内は全面板石を貼り、お手入れし易く、お参りし易いバリアフリー化すること、というのが主な内容でした。
中央の墓石は納骨室の上に設置してあるタイプでしたので、そのままの寸法で収まるように設計しました。
中央の墓石は納骨室の上に設置してあるタイプでしたので、そのままの寸法で収まるように設計しました。
ただし、納骨室の上から遺骨壺を納める形状でしたので、今回は納骨室の前から納めることのできるように再加工しました。
左の碑石も高さがあったので、切削成形しました。
墓誌も配置を変え良く見えるように設置しました。
間口が広いお墓なので、入り口は格子型火袋つきのボリュームのある門柱を組み込みました。
元々が格子あった外柵でしたので、今回も風通しの良い感じのスカシ付き玉垣としました。
比較的に大規模な改修工事でしたので、日数はかかりましたが、施主様満足の造りとなりました。
比較的に大規模な改修工事でしたので、日数はかかりましたが、施主様満足の造りとなりました。
<面積>約 19平方メートル (間口 6.85m×奥行2.79 m)
<外柵使用みかげ石>中国産白みかげ石「松山石」
<墓石使用みかげ石>アフリカ産「ベルファスト」再建
所在地:鹿嶋市林地区共同墓地
墓石が2基墓地の後方に建立されていた墓所を全面改修した施工例です。施主様のご要望としては、墓石を再利用すること、土葬になっているままの遺骨と焼骨の壺を掘り出すこと、墓地全体を使って外柵をつくること、バリアフリー化すること、墓誌を新設すること、というのが主な内容でした。
左側の黒い墓石は先の震災で倒壊してしまい、再建されていましたが、破損はそのままになっていましたので、再利用するにあたり弊社にて破損個所を修理して全面研磨を施し、さらにストックを利用して上下蓮華タイプに作り直しました。
奥行のある敷地でしたので、墓石全面は広々としたバリアフリーの踊り場として、右側に笠付きの墓誌を設置しました。
土葬の遺骨は洗浄してから焼骨して、壺に収めて新たな納骨室へ納骨することが出来ました。
土葬の遺骨は洗浄してから焼骨して、壺に収めて新たな納骨室へ納骨することが出来ました。
<面積>約11平方メートル(間口2.85m×奥行 3.8m)
<外柵使用石種>中国産白みかげ石「松山石」
<墓石使用石種>インド産黒みかげ石「クンナムイースト」再建
所在地:行方市吉川 平福寺
200年以上前の墓石を含めて3基あり、土葬・火葬されたご先祖様が埋葬されていました。
工事内容としては埋葬されているご先祖様を掘出し、洗浄後に焼骨、20㎡ある敷地は全面基礎兼土間コンクリート打設し、雑草が生えないようにする、外柵はシンプルな造りとして、和型の標準的な墓石を設置、彫刻されていなかったご先祖様の戒名を新たに設置した墓誌に彫刻、現存の墓石は洗浄後再設置 という内容でした。 遠方にお住いの施主様からはお手入れにストレスがなくなったとお喜び頂きました。
<面積>約20平方メートル (間口2m×奥行10m)
<外柵使用石種>中国産白みかげ石「松山石」
<墓石使用石種>中国産白みかげ石「G614」